あらすじ・作品データ
西暦2054年のワシントンD.C.では、プリコグと呼ばれる3人の予知能力者たちを組み込んだ殺人予知システムが導入されていた。 治安維持を遂行する犯罪予防局はこのシステムを使い事件が発生する前に予知された犯人を逮捕し、殺人発生率0%と殺人事件の存在しない社会となっていた。
そんな中、犯罪予防局の犯罪取締チーム主任であるジョン・アンダートン(トム・クルーズ)は、過去に息子を誘拐殺人で失った事をきっかけに犯罪予防にのめりこんでいた。 だがある日ジョンは、プリコグの一人アガサ(サマンサ・モートン)の不可解な点を発見し、後日システムにより殺人事件の第一容疑者にされてしまう。
システムの映像には見ず知らずの男リオ・クロウを殺すジョンの姿が映っていたが、ジョンは何者かの罠だと感じ脱走する。 そして同僚のダニー・ウィットワー(コリン・ファレル)と元部下たちの追跡を振り切りながら真実を暴くために、殺人予知システム考案者のアイリス・ハイネマン博士(ロイス・スミス)のもとを訪れるのだった。
だが彼女はシステムは偶然の発見から生まれ、冤罪のケースもあり得ることを明かす。 そしてプリコグ3人の予知が食い違う事もあり、システムの安全性を疑われないために少数報告の方をマイノリティ・リポート(少数意見)として秘匿・破棄されているというのだ。
ジョンは真実を知るためにアガサを連れ出し、彼女からオリジナル・リポートをダウンロードしようとする。 しかし彼女の脳内にはマイノリティ・リポートは存在せず、最後の手がかりとなるリオ・クロウの部屋に向かうのだった。 だがそこにはジョンの息子ショーンの写真が大量にあり、ジョンはリオ・クロウが息子を誘拐した犯人だと錯覚し彼に銃を突きつける…
解説
「ジュラシックパーク」「ジョーズ」のスティーヴン・スピルバーグ監督がフィリップ・K・ディックの短編小説「マイノリティ・リポート」を映画化したSFサスペンス・アクション。 殺人予知システムにより監視社会となった近未来で、36時間以内に殺人を犯すと予知されてしまった男が自らの罪の潔白を証明しようと奮闘する姿が描かれる。
主演は「ミッション:インポッシブル」シリーズのトム・クルーズ、出演は「ウインドトーカーズ」のピーター・ストーメアなど。
なお今作の後日譚として、映画の11年後の世界を描いたドラマ「マイノリティ・リポート」も2015年に放送されている。
スタッフ
- 監督
- スティーブン・スピルバーグ
- 制作総指揮
- ゲイリー・ゴールドマン
- ロナルド・シャセット
- 原作
- フィリップ・K・ディック
- 脚本
- スコット・フランク
- ジョン・コーエン
- 音楽
- ジョン・ウィリアムズ
- 撮影
- ヤヌス・カミンスキー
- 製作
- ボニー・カーティス
- ジェラルド・R・モーレン
- ヤン・デ・ボン
- ウォルター・F・パークス
- 編集
- マイケル・カーン
- 衣装
- デボラ・スコット
キャスト(出演者)
- トム・クルーズ
- ジョン・アンダートン
- コリン・ファレル
- ダニー・ウィットワー
- サマンサ・モートン
- アガサ
- マックス・フォン・シドー
- ラマー・バージェス局長
- ロイス・スミス
- アイリス・ハイネマン博士
- ピーター・ストーメア
- エディ・ソロモン医師
- ティム・ブレイク・ネルソン
- ギデオン
- スティーヴ・ハリス
- ジャッド
- キャスリン・モリス
- ララ・クラーク
- ダニエル・ロンドン
- ウォリー
- ニール・マクドノー
- フレッチャー
- パトリック・キルパトリック
- ノット
- アリー・グロス
- その他
- アシュレイ・クロウ
- その他
- ジェシカ・ハーパー
- その他
- ジェシカ・キャプショー
- その他
- スペンサー・トリート・クラーク
- その他
作品情報
原題 | Minority Report |
---|---|
上映時間 | 145分 |
製作年 | 2002年 |
制作国 | アメリカ |
配給 | 20世紀フォックス映画 |
受賞歴 | 第75回アカデミー賞 |
本編を配信中のサービス
映画「マイノリティ・リポート」を配信中の動画サービスと無料サイトです。 上記のサービスであれば1ヶ月の無料期間があるため、基本的には本作を無料視聴できます。 ただし見放題でなくレンタルとなっている場合もあるので、まずはサイトへアクセスしご確認下さい。
ユーザーレビュー
レビュー投稿フォーム | |
スティーブン・スピルバーグとトム・クルーズの組み合わせは相性抜群です!
とにかく二転三転して最後まで飽きません!
映像も古臭くなく今見ても十分楽しめました