<cite>引証を示す

<cite>タグは、各種の作品の引証(出典元)を示します。 例えば本・論文・脚本・エッセー・詩・楽譜・曲・映画・テレビ番組・オペラ・演劇・ミュージカル・絵画・ゲーム・ウェブサイト・ウェブページ・ブログの投稿など、本文の中で引証したその作品のタイトルを示す場合に使用します。

ただし<cite>を人の名前に対して使用する事は適切ではありません。 必ずその作品のタイトル(題名)をマークアップするようにします。 あくまでも<cite>は、その作品については述べる場合に作品の「タイトル」を表す目的で使用します。

また作品の内容を引用する場合はq要素やblockquote要素などを使用し、「cite属性」の値にそのURLを入力します。 ですがcite要素の場合は、その近くにある引用文の作品タイトルなどの出典元を入れる事になりますので、混同しないよう注意して下さい。

q要素とcite要素との使い分けですが、q要素はフレーズ単位の引用文に対して使用しますが、cite要素はそのフレーズがどの作品からの引用なのかという事を示すために使用します。

なお一般的なブラウザでは、cite要素の部分は斜体文字で表示されます。

HTML5での変更点

HTML4.01のcite要素は引用元・参照先を表す要素で、作品タイトル以外にも人名などにも使用することができました。 ですがHTML5では、作品のタイトルを示す要素と変更されたので注意して下さい。

※W3Cの仕様では作品への引証(出典元)に作者名を含めてもよいとされています。
ですがその一方でWHATWGでは、人名をどういった状況でも含めてはならないとしています。

書式

  • <cite 属性="値">~</cite> ……… 作品のタイトルを表す

使用した時の例

<p>書籍<cite>ギリシア人の物語</cite>には、民主主義の本質をえぐりだす
歴史的な事柄が掲載されています。</p>

次のように引用元のタイトルを示す事もできます。

<p>
<cite><a href="/hp-web/html5/cite/">HTML5タグリファレンス</a></cite>
には、下記のように記載されてます。
</p>
<blockquote>
<p>HTML4.01のcite要素は引用元・参照先を表す要素で、作品タイトル以外にも
人名などにも使用することができました。ですがHTML5では、作品のタイトルを
示す要素と変更されたので注意して下さい。</p>
</blockquote>

ブラウザ上の表示例

書籍ギリシア人の物語には、民主主義の本質をえぐりだす 歴史的な事柄が掲載されています。

HTML5タグリファレンス には、下記のように記載されてます。

HTML4.01のcite要素は引用元・参照先を表す要素で、作品タイトル以外にも 人名などにも使用することができました。ですがHTML5では、作品のタイトルを 示す要素と変更されたので注意して下さい。

対応ブラウザなどのデータ

形式 <cite>~</cite> カテゴリ フローコンテンツ, フレージングコンテンツ, パルパブルコンテンツ
親要素 フレージングコンテンツが期待される場所 子要素 フレージングコンテンツ
開始タグ 必須 終了タグ 必須
グローバル属性 accesskey / class / contenteditable / contextmenu / dir / draggable / hidden / id / lang / spellcheck / style / tabindex / title / translate
対応ブラウザ Internet Explorer8~ , Google Chrome14~ , Firefox7~ , Opera11.5~ , Safari5.1~