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パソコンを購入する時BTOは便利ですが、パーツの追加や変更点が増えるほど支払い金額が上がってしまいます。 ですがBTOとセルフ増設を組み合わせれば、通常よりも安くお得に購入できます。
そこでこのページでは、BTOに任せた方が良い項目と自分で増設すると安くなる項目を紹介します。 なおBTO(BTOパソコン)については下記ページで紹介してますのでチェックしてみて下さい。

BTOとセルフ増設のメリット

BTO増設よりも低価格で済む | ○ |
自分でパーツを購入する必要がある | × |
間違えた規格を買う可能性がある | × |
取り付け時に壊す可能性がある | × |
メーカー保証外となる | × |

セルフ増設よりも高額になる | × |
自分でパーツを購入する必要がない | ○ |
規格を間違える事がない | ○ |
取り付けを失敗する事がない | ○ |
メーカー保証がなくならない | ○ |
BTOのパーツは通常よりも割高になってます。 ですがBTO価格にはパーツ代以外にも、取り付け工賃や色々な要素が含まれています。
例えば上記図は8GBのメモリをBTOで増設した場合と、自分でメモリを購入した場合の価格ですが、自分で増設した方が5割以上も安い価格で済みます。
しかし自分で増設した場合はメーカー保証が効かないうえに、規格を間違う可能性もあります。
ですがハードウェアの知識があり、こういったデメリットを解決できるのであれば、BTOパソコンは基本構成で購入してメモリ増設は自分で行った方がお得です。 逆にハードウェアの知識があまりない初心者の場合、増設などはBTOに任せた方が無難です。
つまりBTOというのは取り付け工賃や保証など、知識と手間、そして安全をお金で買うシステムですので、自分でできる所はBTOに任せない方が安い価格で購入できるわけです。
BTOに任せるべきパーツとは

自分でパーツ交換できてもやらない方がお得になるパーツというのがあります。 例えばBTOパソコンを基本構成で購入しCPUを自分で交換した場合、外したCPUを他で使う予定がないなら1つ余ってしまい無駄になります。
ですがBTOでCPU交換した場合、パーツの価格は高いですが基本構成にあるパーツからの差額交換となります。 そのため新たに増設するパーツほど価格が高くなりません。
また交換する場合、取り付けと取り外しの2工程となるため作業難易度も上がり面倒です。 ですのでBTOパソコンをカスタマイズする場合、交換が必要なパーツはメーカー(BTO)に任せる事をオススメします。
逆に構成にないパーツをBTOで増設する場合は、パーツ代はかなり高くなります。 また増設の場合は自分で購入してきたパーツを取り付けるだけなので、交換よりも作業難易度が下がります。 そのためBTOパソコンに新規で増設する場合は、自力で行うのが一番お得になります。
つまり交換が必要なパーツはBTOに任せ、新規に増設する場合は自分で行うのがBTOパソコンを安く購入するコツとなります。
なお各パーツが交換、または増設になるかは下記表を参考にしてみて下さい。
パーツ | 交換・増設 |
---|---|
CPU | 交換 |
メモリ | 増設または交換 |
HDD/SSD | 増設または交換 |
グラフィックボード | 増設または交換 |
光学ドライブ | 増設または交換 |
電源 | 交換 |
その他拡張ボード | 増設 |
モニタ | 交換 |
備考
BTOでパソコンをオーダーする時は、実際に買わなくてもカスタマイズのシミュレーションを体験できます。 詳しくは下記ページに記載してますので参考にしてみて下さい。
