動作が重い(遅い)パソコンを軽くして高速化する方法

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パソコンを購入した時は動作が軽かった(快適だった)のに、数年使ったら動作が重く(遅く)なってきたなんて感じる事があると思います。 特にパソコンやアプリケーションを立ち上げる時や、インターネットをする時に動作が遅いとイライラしますよね。

パソコンの動作が重い時の改善策は色々ありますが、このページでは比較的効果の高い解決方法を紹介したいと思います。 またお金をかけずにパソコンがサクサク快適で高速に動く方法なども掲載しているので、是非試してみて下さい。

パソコンが重くなる原因と改善方法

パソコンの動作が重くなる原因は次のようなものがあります。

  • パソコンのスペック不足
  • メモリ不足
  • メンテナンスを一度もしていない
  • スパイウェア・ウイルスに感染している
  • バックグラウンドで何らかのソフトが動作している

上記を踏まえて、パソコンを買い替えずに高速化するには、次のような改善策があります。

  • 使わないソフトを削除する
  • デフラグ(最適化)する
  • ディスククリーンアップする
  • メモリを増設・交換する
  • ハードディスクドライブ(HDD)をSSDに換装・交換する

上記は比較的効果が高いと思われる解決方法ですが、次のような方法もあります。 ですが実行してもパソコンが軽くならない事もあるので、あまり効果は高くないような気がします。

  • 常駐ソフトとスタートアッププログラムを削除
  • 視覚効果を無効にする
  • 電源管理を最適化する

スパイウェア・ウイルスに感染している場合

ボットやスパイウェア・ウイルスに感染したパソコンは、それらがバックグラウンドで色々な動作をするため動作が遅くなることがあります。

これを解決するためには、まずは最新バージョンのセキュリティソフトでパソコンをスキャンしてみましょう。 スキャンする時は必ずセキュリティソフトを最新バージョンに更新してから行ってください。

ちなみにウイルスによってはPC内の情報を外部に出すようなものもありますが、セキュリティソフトによっては最適化されたファイアウォールが搭載されているため、情報が抜き取られる可能性が低くなります。 ですのでセキュリティソフトは無料のものより、有料のソフトをオススメします。

また下記は有料のセキュリティソフトになりますが、長年の実績もあり無料のソフトより多くのセキュリティ技術が搭載されているため、防御力が高くオススメです。

セキュリティソフト一覧
セキュリティソフト名 無料体験期間
カスペルスキーセキュリティ 2017 30日
ノートンセキュリティ 60日返金保障
ウイルスバスタークラウド 30日
G Data インターネットセキュリティ 30日
ESETセキュリティソフト 30日

メモリ不足の場合

パソコンのメモリ不足の場合は、インターネットやアプリケーションでの動作を含め、パソコン全般が重くなります。 例えばネットで複数のタブを開きながらPhotoshopなどのソフトを起動したりすると、中々起動しなかったり、新しいページを開くのに時間が掛かったりなんて事があります。

メモリ不足を解決するには不要なソフトウェアを削除したり、スタートアッププログラムを停止するなどしてメモリを節約する方法があります。 ですが、まずは現在使用しているパソコンのメモリ容量が足りているのか確認してみましょう。

タスクマネージャーの画面

キーボードのCtrl+Shift+Escを同時に押してタスクマネージャーを開きます。

開いたら上の「パフォーマンス」タブをクリックします。 すると現在のメモリの使用状況を確認できます。 (上記はwindows8.1のタスクマネージャーです。バージョンによって見た目が変わります)

使用中と利用可能の合計値が現在搭載されているメモリ容量となります。 上記画像の場合であれば、12GBのメモリ容量がパソコンに搭載されている事になります。

そして使用中の部分を見ると6.2GB使用しています。 つまり現在パソコンに搭載されている52%のメモリを使っている事になります。

※メモリ使用量の割合を見るには、タスクマネージャーの「プロセス」タブをクリックすると確認できます。 下記画像を参考にして下さい。

メモリ使用量の割合の確認方法

この値が小さければ小さいほどメモリ容量に余裕があるという事になりますが、大体普段通り使用して60%以下、尚且つPC起動時に30%以下であればメモリ容量はおそらく十分です。 つまりパソコンはスムーズに軽く動いてくれます。

※使用しているPCにもよりますが、上記画像の場合WEBページを10ページ以上、Photoshopなどのソフトを複数起動、動画視聴している状態ですが、快適にパソコンは動いてます。

ですがメモリ使用量が70%とか80%以上の場合であれば、「不要なソフトウェアの削除」「スタートアッププログラムの停止」などを行ってみて下さい。 それでも改善しないようであれば、メモリ増設などをするとパソコンが高速で軽く動作するようになります。

それぞれの詳しいやり方は下記ページに記載していますので、ご覧ください。

Windowsスタートアップを無効・有効にする方法
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メンテナンスを一度もしていない場合

パソコンのメンテナンスを一度もしたことが無い場合は、デフラグ(最適化)やディスククリーンアップをすると動作が軽くなることがあります。

デフラグとはファイルの断片化を解消する事を言います。 デフラグをするとスムーズにファイルを引き出せるようになるため、パソコンの動作が早くなることがあります。

またディスククリーンアップとは、いわゆるハードディスク(HDD)の掃除のようなもので、これをする事でディスクの空き容量を増やす事ができます。

例えばパソコンを使用していると、ハードディスクに自動的にユーザーにとって不要なファイル(一時ファイルやWindows Updateのクリーンアップなどなど)が溜まっていきます。 そうするとハードディスクが圧迫され、Windowsの起動や動作が遅くなることがあります。 これを解消するのがディスククリーンアップです。

一度も実行したことが無い場合は、おそらく数GBは確保できます。 つまりパソコンがかなり軽くなる可能性があるので、是非試してみて下さい。

デフラグとディスククリーンアップの詳しいやり方については下記ページを参考にして下さい。

Windowsでハードディスクのデフラグ(最適化)をする方法
出典 : Designed by Freepik 長い期間パソコンを使用していると、パフォーマンスが落ちて動作が遅くなることがあります。 ですがデフラグを行うと改善され...
ディスククリーンアップで不要ファイルを削除する方法
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バックグラウンドで何らかのソフトが動作している場合

バックグラウンドで何らかのソフトウェアが動作している場合は、メモリの使用量が増えるため、パソコンの動作が遅くなります。 中には起動する必要がないソフトウェアもあります。

これを改善するためにはタスクマネージャーなどで、それらを終了する事でパソコンの動作が軽くなります。

タスクマネージャーの画面

まずはキーボードのCtrl+Shift+Escを同時に押してタスクマネージャーを開きます。 (Windowsの場合)

タスクマネージャーを開くとソフトウェアごとの、CPUやメモリの使用量を確認できます。 ここにはバックグラウンドで動作しているソフトウェアも表示されているので、必要のないものは全て終了させましょう。

タスクの終了の場所

ソフトウェアを選択し右下の「タスクの終了」をクリックすると、選択したソフトウェアが終了します。

ただし重要なものを終了させるとパソコンに不具合が出る事があります。 そのため、よくわからないものは念のためネットなどで検索してから終了させる事をオススメします。

また合わせて使用していないサービスも停止しておくと効果的です。

「ファイル名を指定して実行」の画面

サービスを停止するには、キーボードのWindowsキー+Rを同時に押します。 (Windows8以下の場合はスタートメニューから「プログラムとファイルの検索」を開く)

すると「ファイル名を指定して実行」が表示されるので、そこに「msconfig」と入力しokをクリックします。

「システム構成」画面と適用の場所

「システム構成」が表示されるので「サービス」タブをクリックし、必要のないサービスのチェックを外し「適用」をクリックします。 これである程度はパソコンのパフォーマンスが改善されます。

パソコンがスペック不足の場合

パソコンの使い方にもよりますが、スペック不足の場合はどうしても動作は遅くなります。 例えばパソコンのCPUがシングルコア、メモリーが2GB以下なら、セキュリティソフトを導入しただけでも重くなります。

またOSが32bitの場合は、メモリーを増設しようと思っても4GBまでしか認識されません。 こういった事もあるため、低スペックパソコンを使用しているなら新たにパソコンを購入した方が手っ取り早く改善できます。

ですので、使用用途にあったパソコンを購入する事をオススメします。

パソコンを高速化するその他の方法

あまり効果はないかもしれませんが、「視覚効果を無効にする」「電源管理を最適化する」といった事をすると少しはパソコンが軽くなるかもしれません。

例えば視覚効果を制限すると、メモリやCPUの負荷が軽くなるため、多少はパフォーマンスが向上します。 そして電源管理を「高パフォーマンス」に設定すると処理速度が向上するため、多少はパソコンの動作が軽くなる可能性があります。

詳しくは下記ページに設定方法を掲載しているのでご覧ください。

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備考

インターネットの動作が遅い場合は、パソコンではなく回線速度が遅い事が原因の場合があります。 例えば光回線の場合でも契約しているプロバイダによっては、ADSLより回線速度が遅い事もあります。

特にマンションなどの場合は、世帯ごとに回線を分け合う事もあるので異常に速度が出ないケースもあります。 また地域によっては、値段に拘わらず異常に速度が遅いプロバイダなどもあるので注意して下さい。

ちなみにパソコン全般の動作が遅い場合は、メモリを増設・交換するとパソコンが高速化する場合が多いです。 ですが費用が掛かるので、まずはデフラグやディスククリーンアップをしてみて改善されないようだったら、メモリを増設・交換する事をオススメします。