Windowsでハードディスクのデフラグ(最適化)をする方法

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長い期間パソコンを使用していると、パフォーマンスが落ちて動作が遅くなることがあります。 ですがデフラグを行うと改善されることがあります。

そこでWindowsのパソコンでデフラグ(最適化)を行う方法を紹介します。

デフラグとは

デフラグとはデフラグメンテーション(defragmentation)の略称で、ファイルの断片化(フラグメンテーション)を解消する事を言います。

例えばパソコンはハードディスク(HDD)のような記憶装置でファイルの保存や読み込みをしています。 ですが保存や読み込みを繰り返すうちに、1つのファイルの占める領域がだんだん分断化されていきます。 この事を断片化といいます。

※わかりやすくいうと、例えばシリーズ物の本やDVDが棚にあったとします。 棚に空きがあるうちはシリーズごとに並べる事ができますが、空きがなくなると一部の本やDVDを取り出し、必要なものを入れなければなりません。 この時シリーズはバラバラになりますが、この状態をいわゆる断片化といいます。

ファイルが断片化すると、ハードディスクの複数の領域に1つのデータが点在します。 するとファイルを開くために複数の領域を読み込む必要があるため、ファイルアクセスが遅くなりパソコンの動作も重く(遅く)なります。 この断片化されたファイルを整理し、配置し直す作業をデフラグ(最適化)といいます。

デフラグをするとファイルアクセスの速度(HDの速度)が向上するため、動作の遅いパソコンでも速度が向上することがあります。 またHDの寿命が延びる事もあります。

ですがデフラグをやりすぎるとハードディスクドライブの寿命が縮まる事もあるので注意して下さい。 (半年に1回程度デフラグを行うと寿命が縮まらないようです)

デフラグ自体も基本的には断片化したデータの読み込み、最適な位置への移動書込みといった処理を行っており、HDD領域全体に連続的な負荷を要求します。そのため、HDDの相対的な寿命を縮める可能性があります

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デフラグの方法

デフラグ(最適化)は手動でも自動でも行う事ができます。 まずは手動でデフラグをする方法を紹介します。

なおここではWindows8.1を使用しますが、Windows7以上のパソコンであれば操作はほぼ変わりません。 Windows xpでもあまり変わらないと思うので参考にして下さい。

エクスプローラーの開き方

まずはキーボードの「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、エクスプローラー(PC)を開きます。 (Windows7以下の場合は、「スタート」メニューからマイコンピューターを開きます)

Cドライブの場所とプロパティの場所

エクスプローラー(PC)が表示されたら「Cドライブ」を右クリックし、プロパティを選択します。

最適化の場所

そしてツールタブを選択し、ドライブの最適化とデフラグの「最適化」をクリックします。

ドライブの最適化(Windows8.1未満の場合ディスクデフラグツール)の画面

そうすると「ドライブの最適化(Windows8.1未満の場合ディスクデフラグツール)」が起動するので、デフラグしたいハードディスクドライブを選択します。 そして「分析」をクリックすると、自動でハードディスクの状況を分析してくれます。

最適化の場所

分析が完了したら「最適化(Windows8.1未満の場合ディスクの最適化)」をクリックすると、デフラグが開始されます。

デフラグ実行中の画面

なおデフラグ実行中は、「現在の状態」に進行状況が表示されます。 場合によっては数時間かかる事もありますので、終了するまで待機して下さい。

デフラグ完了後の状態

またデフラグが完了すると「最後の実行」の項目にデフラグの実行日が表示されます。 内容を確認後「閉じる」をクリックします。

これでデフラグは完了です。

デフラグを自動で実行する方法

「有効にする(設定の変更)」の場所

デフラグを自動で実行するには、上記で説明した「ドライブの最適化(Windows8.1未満の場合ディスクデフラグツール)」の画面を開きます。 そして「スケジュールされた最適化」の項目の「有効にする(設定の変更)」をクリックします。 (Windows7以下の場合は「スケジュール」の項目の「スケジュールの構成」)

最適化のスケジュールの画面

すると最適化のスケジュールの画面が開くので「スケジュールに従って実行する(推奨)」のボックスにチェックを入れます。

頻度の項目の設定方法

頻度の項目が選択できるようになるので、デフラグを実行したい頻度を選択します。

ドライブ項目の選択の場所と最適化するドライブの選択画面

次にドライブの項目の「選択」をクリックすると、「定期的なスケジュールで最適化するドライブ…」の項目が表示されます。 そこでデフラグをしたいドライブを選択し、「ok」をクリックします。

最適化のスケジュールの画面のokの場所

そうすると「最適化のスケジュール」の画面に戻るので「ok」をクリックします。

デフラグの自動設定完了後の画面

ドライブの最適化(Windows8.1未満の場合ディスクデフラグツール)」の画面に戻るので、「スケジュールされた最適化」の項目を確認し、問題がなければ「閉じる」をクリックします。 これで自動でデフラグ(最適化)されるようになります。

デフラグを行う際の注意事項

デフラグを行う際は、他の作業などでパソコンを使わないようにして下さい。 またデフラグを行う前に起動中のプログラムを全て終了させる事をオススメします。

デフラグ実行中は、絶対にパソコンの電源を落とさないようにして下さい。 また実行中にパソコンがスリープ状態になるとデフラグの作業が停止します。 そのため事前にスリープにならないように設定するようにしましょう。

SSD搭載のパソコンを使用している場合は、念のためマニュアルなどの注意事項に目を通す事をお勧めします。 なおノートパソコンでデフラグを行う際は、長時間作業が掛かる事があるのでACアダプターなどを使用するようにしましょう。

ちなみにパソコンの動作を軽くするにはデフラグ以外にも、色々な方法があります。 それぞれの方法を下記ページにして紹介しているので、参考にして下さい。

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