ディスククリーンアップで不要ファイルを削除する方法

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パソコンを買った時は快適に動作していたのに、最近ネットを開くと動きが遅くなった(重くなった)って感じる事ってありますよね。 そういった時は「ディスククリーンアップ」を実行すると改善される事があります。

そこでWindowsのディスククリーンアップを実行して不要ファイルを削除する方法を紹介します。

ディスククリーンアップとは

パソコンを使用していると、ハードディスクに自動的に「一時ファイル」などPC使用者にとってあまり関係ない不要なファイルがどんどん溜まっていきます。 そうすると知らない内にハードディスク(cドライブ)が圧迫され、Windowsの起動や動作が遅くなったりします。

そこでそれを改善するためにする作業がディスククリーンアップです。 ディスククリーンアップは、いわゆるハードディスクの掃除のようなもので、これをする事でディスクの空き容量を増やす事ができます。 また場合によってはパソコンのパフォーマンスが上がり、快適でスムーズな動作になる事もあります。

ちなみに長い間使用しているパソコンなら、数GB不要ファイルが溜まっている可能性があります。 ただしディスククリーンアップで削除したファイルは復元することができなくなるので、注意して下さい。

なおディスククリーンアップは「デフラグ」とは違います。 デフラグはデータを整理して、パソコン内のファイルを並べ直しファイルを見つける時間を短縮する作業の事となります。

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ディスククリーンアップする方法

ディスククリーンアップで不要ファイルを削除する大まかな手順は次のようになります。

  1. Cドライブが表示される画面を開く
  2. ディスククリーンアップをクリックする
  3. 不要なファイルを選択して実行する

今回ディスククリーンアップで使用するパソコンは「Windows8.1」を使用しますが、基本的にはXP以上のパソコンならほぼ同じ方法でディスククリーンアップすることができます。

Cドライブが表示される画面を開く

エクスプローラーの開き方

まずはCドライブが表示される画面(PC)を表示するために「エクスプローラー」を開きます。 (Windows7以下の場合はスタートメニューから「コンピューター」などをクリック)

Cドライブの場所とプロパティの場所

PCが表示されたらディスククリーンアップをするドライブを右クリックしてプロパティを選択します。 ここではGateway(C:)を選択しますが、Windows7以下の場合はローカルディスク(C:)などを選択して下さい。

ディスククリーンアップをクリックする

ディスククリーンアップの場所

選択したドライブのプロパティが表示されたら、「全般」を選択し、ディスクのクリーンアップ(D)をクリックします。

空き領域を計算中の画面

そうすると空き領域の計算が開始されるので、完了するまで待機します。 大体数分かかりますが、計算が終わると自動で次の画面に移ります。

不要なファイルを選択して実行する

ディスククリーンアップ-Gateway(c:)の画面

計算が終わると「ディスククリーンアップ-Gateway(c:)」が表示されます。 ここで不要(削除しても良い)と思うファイルにチェックを入れて下さい。

なおファイルを選択して右下にある「ファイルの表示」をクリックすると、どういったファイルがあるのか確認できます。 またダイアログの右上に、削除によって増加する最大容量が表示されます。

不要なファイルの選択が完了したら、「OK」をクリックします。

ファイルの削除の場所

すると「これらのファイルを完全に削除しますか?」というダイアログが表示されるので「ファイルの削除」をクリックします。

ディスククリーンアップ中の画面

そうすると「このコンピューターにある不要なファイルを整理しています」と表示され、指定したドライブの不要ファイルが削除されます。

これでディスククリーンアップは完了です。 先ほど選択したハードディスクドライブのプロパティを見ると空き容量が増加しているのが確認できます。

システムファイルのクリーンアップの方法

先ほど紹介した方法では「ユーザーアカウントに関連付けられたファイル」を対象としてディスククリーンアップが実行されました。 ですがシステムファイルのクリーンアップを行うと、「パソコンの全てのファイル」に対してディスククリーンアップを行う事ができます。

「システムファイルのクリーンアップ」の場所

方法は先ほどと同じで、「ディスククリーンアップ-Gateway(c:)」の画面を開きます。

そして左下の「システムファイルのクリーンアップ」をクリックします。 (「ユーザーアカウント制御」となったら、管理者アカウントのパスワードを入力)

空き領域を計算中の画面

すると再度空き領域の計算が始まりますので、しばらく待機します。

「ディスククリーンアップ-Gateway(c:)」の画面

完了すると「ディスククリーンアップ-Gateway(c:)」が表示されますので、削除したい不要なファイルにチェックを入れます。

※先ほどとの違いは「Windows Updateのクリーンアップ」など、システムファイル関連の項目が表示される点にあります。

不要ファイルを選択したら、「ok」をクリックします。 そうすると不要なファイルの削除が始まります。

削除できるファイルと概要

ディスククリーンアップで削除できるファイルと、どういったファイルなのかという説明です。 使用しているパソコンによって異なる事がありますが、ここではWindows8.1のディスククリーンアップで削除できるファイルについて紹介します。

削除できるファイル 内容と説明
ユーザーアカウントに関連付けられたファイル
ダウンロードされたプログラムファイル 特定のwebページにアクセスした時や、動画や音楽を再生する時に自動でダウンロードされるファイルです。動画や音楽をダウンロードしてオフライン再生したい時以外は、削除して問題ないです。
インターネット一時ファイル 以前に表示した事のあるwebページの情報を一時的に保存したファイルです。いわゆるキャッシュデータの事ですので削除して問題ないです。
オフラインWebページ インターネットに接続していない状態でもwebページを後で見れるように保存したファイルです。
ユーザーによってアーカイブされたエラー報告ファイル アプリケーションエラーの際に、Microsoftにエラーの詳細を送信するためのファイルです。
ごみ箱 ゴミ箱に移動したファイルです。選択するとゴミ箱をカラにした状態と同じになります。
ログファイルの設定 アプリケーションをインストールした時に保存されるファイルです。
一時ファイル プログラムが「TEMP」フォルダーに一時的に保存したファイル(テンポラリファイル)。
※1週間以上アクセスが無いものだけ削除されます。
縮小表示 画像などのフォルダーを縮小表示した際に、縮小された画像を高速で表示するためのファイル
システムファイル
Windows Updateのクリーンアップ 過去にインストールしたWindows Updateのファイル。表示されるのは不要な古いファイルのため削除して問題ないです。
Windows Defender Windows Defender(ウイルス対策)で使われる、古くて重要性の低いファイル
デバイスドライバーパッケージ 最新のドライバーを入れた際にできる、古いバージョンのドライバー
システムエラーのメモリダンプファイル Windowsエラーが発生した際のログファイル
一時Windowsインストールファイル Windowsインストール時に使用したファイル
Windows アップグレードログファイル Windowsインストール、アップグレード時に発生した問題が保存されているファイル

備考

システムの復元とシャドウコピーの場所

システムファイルのクリーンアップ時(「ディスククリーンアップ-Gateway(c:)」の画面で)に、画面上のタブ「その他のオプション」を選択すると「システムの復元とシャドウコピー」のクリーンアップを選択できます。

シャドウコピーというのは、間違って削除してしまったり、上書き保存してしまったファイルを復元できる機能です。 ここをクリーンアップすると、ハードディスク(HDD)の空き容量を大幅に確保できることもあります。

ちなみにディスククリーンアップしてもパソコンの動作が遅い場合は、メモリの増設・交換をすると改善する可能性が高いです。 メモリ増設・交換については下記ページに記載しているので、参考にして下さい。

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